2017年08月03日

偏食からの月経困難症

ひどい生理痛に悩まれている女子大生がいらっしゃいました。

月経がはじまると3日はベッドから動けないレベル。

周期は正確ですが、月経期間も長引きがち。

これといった冷えもなく、婦人科の診断では
子宮内膜症も子宮腺筋症も子宮筋腫も確認できないとのことでした。

予診で伺えば、偏食(好き嫌い、食べたり食べなかったり)が相当のもの。
中学生になった頃より家族との会話もなくなり、
部屋にこもりがちになり、家のご飯を食べなくなったとのことです。

足の指を問えば、左親指が巻き爪のような痛み。
左右人差し指の爪だけ黒っぽく変色しています。

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婦人科の器官も後天的な栄養や休養によって滋養されています。
食べたものが各組織に十分に回らなくなると機能失調を引き起こします。

脾胃の経絡の虚が原因になっている可能性が考えられます。

女子胞(子宮)から衝脈という経絡がスタートします。
衝脈は脾経の経絡上を走行します。

脾胃虚による月経困難症として
全身(心)から補う治療を行いました。

現在では、生理痛がしんどいのは一日だけ。
それさえ無い月も出てきています。
月経期間も5日程度で長引くことはなくなりました。

まだ治療そのものは終了してはおりませんが、
生理痛が日常生活や学業・バイトに支障をきたすことはなくなりました。

終始、治療の指標にしていたのは左右人差し指の爪の色の改善と
左足親指の巻き爪様の傷みの解消でした。
この部位は胃経と脾経が末端で乗り継ぐ場所です。
現在はどちらも改善され、大学の課題などで寝不足が続いた時などに
多少巻き爪様の傷みが出る程度になりました。

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もっと治療を重ね、より根源的な原因を探していけば
思春期に偏食がスタートした内因的・精神的な原因に行きあたるかもしれません。
また患者さん本人は、とうにそれに気づかれているかも知れません。

婦人科の症状の原因とは、かなり多岐にわたります。
現在ガマンされている症状の辛さも、
スタートは思春期の心の不安定さや生活習慣の乱れからかもしれません。

まだ年齢が若かった事もあり、
ピルなどの月経を抑制する治療にいたらなくて良かったのでは、と思う次第です。

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2017年07月30日

千葉県の訪問出張・鍼灸積聚治療

【訪問費無料地域の拡大について】

今までの訪問費(交通費全て含む)無料地域に加えて、新たに
成田市南部、千葉市緑区・若葉区、香取郡多古町が加わります。

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現在は日曜午後、月曜・火曜のご予約であれば訪問費・交通費とも無料の地域がございます。*通院いただきました場合と同じ料金で訪問治療を行わせていただけますので、通院のお手間や経費の節約に、ぜひご利用くださいませ。

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【訪問費無料の地域】
山武市・山武郡・東金市・大網白里市・八街市・冨里市・匝瑳市・旭市、成田市南部・香取郡多古町・千葉市緑区・若葉区です。
*その他の地域は距離により別途訪問費がかかる場合がございます。予めご相談くださいませ。

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2017年07月27日

生活習慣からの不妊症


婦人科の部分に何も問題はないが、なぜか妊娠しにくいという37歳女性。

「ラストチャンスです」と妊活・不妊症治療を開始されました。

伺えば、毎日の多飲酒とガイドブックに載っているような激辛の料理を食べ歩くのが習慣だと言います。

生活習慣からの脾気虚。からの妊娠しにくい状態が考えられます。


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辛いものは体を温めますが、度を超えた激辛は交感神経緊張により逆に辛さの後に「寒気」が訪れることもあります。

酒も体を温めますが、深酒は残ったアルコールの熱が湿っ気として体にとどまり「陽気」が体中を巡るのを邪魔してしまうものです。

母体(婦人科部位)を滋養する営気が飲食不節制・消化吸収障害により滞ってしまうタイプと考えられます。

この場合、督脈を通し膈(横隔膜)を開く治療により
体で産生された栄養やエネルギーが全身に(心)にうまく分配され、
婦人科の部位を滋養し活力を回復させるような改善を目指していきます。


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「妊娠したらお酒も激辛もやめなくちゃいけないんで・・・」と仰られていましたが、そうではないと思います。

お腹の赤ちゃんが嫌がる行為は、
これからやってくる赤ちゃんだってすでに嫌がっているのではないでしょうか。

「妊娠」そのものはスタートでもゴールでもありません。

どんなに努力しても赤ちゃんを諦めなければならない方もいらっしゃいます。

「治療だと思って深酒と激辛は妊娠前から控えてください。」とご説明して施術を終えた次第です。

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