2014年02月23日

長引く咳、マイコプラズマじゃなかったら~遷延性慢性咳〜

4年に一度、オリンピックの年に流行するといわれるマイコプラズマ肺炎。
ウィルスでも細菌でもない「肺炎マイコプラズマ」という微生物による感染症。
熱が数日続いた後の止まらない咳。自然治癒が一般的ですが抗生物質で寛解される方も多かった気がします。

「検査ではマイコではないといわれた。薬(抗生物質)では咳が止まらない。」「マイコではないと診断されたが原因は分からないようだ。咳止め(中枢性鎮咳薬)を出されたが咳は止まらない。」こういった患者さんの場合、東洋医学には咳を止める特効ツボがあるのだろう、という期待を持って来院される方がほとんどです。

マイコプラズマじゃないけれど、熱もなく長引く咳の原因。。。
抗生物質や鎮咳薬の効果がうすい場合。。。

@ウィルス(アデノ、RJ、EB、パラインフルエンザなど)による風邪が治りきらず長引いてる(免疫力が低下しているので高熱も出ない)。

A抗生物質が効かないバージョンの誕生(鍼灸院では見つけられない)

Bストレスや心因性のもの(受験・海外渡航・精神的不安など)

C汗がかけない、濃いおしっこが出せないなど体の疲労や冷えによる代謝低下を補う為の咳(透明な痰)

上記以外であれば、「かぜ症候群後遷延性(せんえんせい)慢性せき」の可能性を考えてみてもいいもかも知れません。めんどさwwの名前ですが(笑)、要は「風邪を引いた後に喉や気管が過敏になって刺激によって咳を生じやすい」と言うことです。

24時間慢性的に咳き込むというよりは、「勢いよく話し始める時、深い呼吸をした時、空気(温度や湿度)が急に変わった時、(1本目の)タバコを吸いはじめた時」など、何か気管や気管支への刺激が引き金となって数分間咳が止まらなくなるものです。過敏性が落ち着くまでに概ね1か月半程度かかるとされています。

昨年いろいろ試しましたが、花粉症やアレルギーの鍼灸治療で鎮咳効果があったと記憶しています。治効理論に対してははっきりと言い切れませんが、気道刺激に対する過敏性を弱めるのかも知れません。鎮咳薬よりも抗アレルギー薬で長咳が止まる事があることは知られています。もしかしたら同じ理論かも知れません。

しっかり食べて、しっかり寝て、わだかまりやイライラを持たず、元気(原気)の力を蓄えて、病気の修理は素直に心身に任せる。一番単純な健康法が現代では一番難しいのかも知れませんね。

江戸川区小岩 千葉県山武市 訪問鍼灸治療
はなのやま鍼灸院
http://hananoyama-hariq.com
posted by はなのやま at 03:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 風邪・風邪症候群