2013年11月26日

頭痛とワイン〜酸化防止剤について〜

「昨夜は赤ワインを飲み過ぎて二日酔いで頭が痛い」

「赤ワインはブドウの皮とか種とかも醸造するから雑成分が風味になっている。だから二日酔いになりやすい。」

「赤ワインがポリフェノールが一番多いから翌日その効果で便が緩くなる。」

ポリフェノールは体内の抗酸化作用を促進するので活性酸素対策として素晴らしい。
だが赤ワインを飲んだ後の頭痛や軟便が果たしてポリフェノールの作用なのだろうか?

「酸化防止剤は使っていません」というラベルの宣伝文句で店頭に並んでいるリーズナブルなハウスワイン。酸化防止剤って何だろう?

酸化防止剤とは、亜硫酸塩のことである。
・適度なタイミングで発酵を抑制するための使用(酵母を死滅させる)
・雑菌の繁殖を抑制する(雑菌を殺す)
・ワインの酸化を防ぐ(変質防止)

亜硫酸塩で最も使われるのが二酸化硫黄(亜硫酸ガス)である。
温泉の硫黄や工場からの煤煙に含まれる有毒ガス。ゆえに雑菌を殺菌することができる。
では人間は?

幹細胞の組織呼吸を抑制する→ビタミンB1の欠乏を引き起こす。

怖いのは国内産も外国産も日本国内で販売される場合
亜硫酸塩とは表記されず酸化防止剤としか記されないことだ。

お買い得のような、円高だからこの位の安価はあり得るとか、
店頭に並んだリーズナブルな価格のワイン。
オシャレだし、飲みやすいし、太らなそうで健康にもよさそうだし。
でも商品を手にした時に、今一度裏側を見る癖をつけてほしい。

赤ワインもポリフェノールの飲み過ぎなければ体には大変いいものである。
数百円高くても、せっかく飲まれるのなら「酸化防止剤」という名札を付けた亜硫酸塩(二酸化硫黄・亜硫酸ガス)が添加されていないモノをお勧めします。

江戸川区小岩 千葉県山武市 訪問治療
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素晴らしき豆乳〜調整豆乳と無調整豆乳〜

成分調整豆乳と無調整豆乳。「体にはどちらがいいのでしょう?」

骨粗鬆症の方、コレステロールを気にされる方、牛乳で下痢しやすい体質(ラクトースという乳糖を分解する酵素の働きが少ない)の方に豆乳をすすめると大体この質問が返って来ます。

豆乳の優れた点は、まずタンパク質が豊富ということ。また大豆イソフラボンやレシチンも豊富です。

エストロゲン(女性ホルモン)には骨が壊されていくのを抑制する働きがあります。
よって更年期や内分泌異常などでエストロゲンの分泌が減少した方には骨粗鬆症がみられます。

イソフラボンには骨の破壊を抑制する効果があり、また骨を生成する働きも確認されています。
更年期障害のイライラ・のぼせ・不定愁訴も重症でなければエストロゲンの代理として
イソフラボンを摂取することで改善されると考えられています。
もちろん納豆でもいいのですが嫌いな方には、当院では温めた豆乳をお勧めしています。

レシチンは生活習慣病を防ぐ酵素として有名です。
血液中のコレステロールを調整しますので動脈硬化を防ぎます。また肝臓内の余ったコレステロールを分解し再合成ますので脂肪肝の予防にも良いとされています。
脂質の分解を促進させる酵素の材料になりますし、何といっても脳内のシナプス(神経伝達物質)を作るための重要な材料です。記憶力がアップするといった効果をうたったサプリにも含まれています。ボケや認知症予防にも良いと考えられています。

ひらめき調整豆乳の方が体に優しそうなイメージがありますが、中には飲みやすくさせる為の合成甘味料のアセルファムKや糖アルコールなどを添加されて製品化されたものも出回っています。これは下痢を起こしやすくなりますのでお腹の弱い方には逆効果になります。
日持ちさせるための品質安定剤カラギナンはラット実験では結腸腫瘍の発生率があがるというデータもあり、長期にわたればこちらの安全性にも注意が必要です。

調整豆乳にもさまざまな製品がありますので、ぜひ一度手に取った商品の裏側をチェックする癖をつけてください。明確なデータの出てきにくい食品添加物です。また添加物一つ一つのデータは問題なくても複数の添加物が合成された食品でのデータはありません(公表されません)。

たかが豆乳、神経質になり過ぎても生きていかれませんが、毎日口にされるもの、子供の口に入れるものはやはり可能な限り情報を知っていたいし、見えない危険は避けたいものです。

当院ではなるべく「温めた無調整豆乳」をおすすめしています。

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2013年10月07日

塩と高血圧と副腎疲労

昔ながらの海水蒸溜法によるミネラル塩は血圧を下げる効果もあるらしい。
もちろん過剰摂取はダメであろうけれど。


脳梗塞や心筋梗塞を患った方はほとんど極端な減塩生活に突入している。
日本中がお塩を気を付けるようになって随分と経つ。
高血圧の患者さんは減ったであろうか?もしかして予備軍は増えてないはいないか?

東洋医学では五行の考え方の中に、五味として
お塩(塩辛さ)は「水」に分類される。 水とは「腎」でもある。

腎とは現代医学では泌尿器・ホルモン産生器官であるが、
東洋医学では「天揆てんき」といって、生殖能力や先天的な精力(パワー)を指す。

また気力・体力・精力を司る器官でもある。中国医学古典によれば
「耳」「骨」「二陰(尿道口、肛門)」「驚き・恐怖」「髪」にも関わる。
これは現代でいう所の老化現象の指標ではないだろうか?

お塩を極端に減らしている方に共通の症状として、
肘から先、膝から下の場所の特定できないしびれ感が多い。
必要な血圧を維持できていないのだ。そういう原因の時は
しびれの部位を心臓より低く構えるとしびれは楽になる。

年を取ったら遠くまで血液を運ぶために血圧は上がらなくちゃならない。
血液を送らずして血圧を下げても組織の血行不良や臓器不全、脳の活動不全を招く恐れがある。

また副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)も改善できない。
副腎皮質から作り出される副腎皮質ホルモンは俗にいうステロイドの事で、
体の炎症反応(かゆみや湿疹)を抑制したり、
喘息やアトピーなどのアレルギー反応を抑制する。
また一方で、抗ストレスホルモンとして、ストレスがかかった体内で
血糖値や血圧を上げるという作用もする。

長期のストレスにさらされた時、副腎皮質ホルモンは消費されなくなってしまう。
それを防ぐため副腎は休まずホルモン産生し披露する。
腰のグリグリ固いのが疲労した副腎だ。
産生が間に合わないと、アレルギーや炎症反応を抑制できず
皮膚疾患やアレルギー疾患に罹患しやすい体が出来上がる。

ストレスが多いと原因不明の高血圧や高血糖に悩まされる。
副腎は「お塩」で元気になる。人工的な甘いもので弱くなる。

この時極端な減塩をすると、甘いもの依存症になると
体は逆に冷え、慢性的な疲労が取れなくなる。

また副腎は生殖にもかかわるので、不妊症、不育症、男性不妊にも
影響があるように思える。

副腎の高さにある経穴(ツボ)は
「命門」「腎兪」「志室」というツボだ。
生殖、生命力、慢性疲労や精神衛生において、大きな役割を持つ。

今こそ、現代の抱える不定愁訴に、
ミネラル塩(海外の海水にミネラルを添加した塩ではなく)による
副腎疲労改善を取り入れてみてはどうだろうか?

腎は水、「耳」「骨」「髪」。老化現象の予防にも効果があると思われる。

当院でも積聚治療という東洋的な考え方の鍼灸治療で、心身を調整することで
副腎疲労の改善を行っています。

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