2018年12月01日

ストレス・過緊張からの喉の塞がり

本番前に上がってしまい声が出なくなるという女性シンガー。

レッスンで追い込みに入ると決まって喉が詰まって声がかすれるという
全国大会に出場するようなレベルのご高齢者コーラスグループの80歳女性。

また、歌をメインにされる方でなくとも、喉に何か異物が絡まった感じや
塞がっていくような声の出にくい感覚を経験された方もいらっしゃると思います。

「風邪かしら?」  でも熱も高くなく、そんな感じではないような・・・

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ストレスや慢性的な緊張は「気の滞り」を生み、喉(扁桃)を詰まらせます。

女性では月経前のような体調が慢性化する方もいらっしゃいます。

最初はエヘン虫から始まって、少しずつ痰が混ざり、
喉がふさがって声が出しにくくなります。小さな声になります。

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毎日毎日、まるでテトリスのように次々落ちてくるストレスのブロック。
壁のように隙間なく積み重なったストレス・ブロックの状態。

でも、東洋的な考え方に基づいた鍼灸治療で全身(心)にアプローチすることで
原因である「気の滞り」を動かせれば、丸ごと消し去ることが出来る事もあります。
滞りがかなり強い場合には手足に補助的な治療を加えます。

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「今、喉が開きました」「深く息が吸えます」
気の滞りが動いた瞬間は、治療する側も気持ち良かったりします。
(*もちろん壁が薄いうちにこまめに消し去った方が心身の健康には良いのでしょうけど。)

喉の塞がり具合・頻度を
全身(心)に溜まった「見えないストレスブロック」の量を計る指標にされても良いかと思います。

日常の工夫や改善でストレスブロックが壊せれば一番です!。でもブロックが肥厚し壊しにくければ、ぜひ早目の東洋的な考え方で全身(心)にアプローチする治療をお勧めします。

働く方、主婦の方、学生。頑張ってる方にこそ心身症予備軍が多く見られるように感じられるのです。

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2018年11月30日

眼精疲労と心身症予備軍

最近寒くなり、眼精疲労の治療が増えています。
多くは眼の疲れだけでなく、
肩こりや視力の低下、頭痛・吐き気などの症状も訴えられます。

この仕事をしていますと、働く人や主婦や学生、ほとんどの人が心身症予備軍であるように思えてきます。

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冬季鬱(うつ)という症状を耳にした事がある方も多いのではないでしょうか。

普段、健康的に過ごされている方にもこの季節には
疲れが取れない、布団から出られない、後回しにしてしまう、やる気が出ないなどの愁訴が出やすいとされています。

日照時間が短くなる、日の出が遅くなり「日光を浴びることでの体内のセロトニン合成」が減少するなど原因が挙げられますが、まだ正確な原因は究明されてはいないようです。

疲れが取れなくなる、体を休ませようとしたくなる。寒さへの本能的な対策なのでしょうか、
疲労感が強まるのもこの季節が多いように感じます。

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東洋医学では、眼は腎や肝の働きに影響を受けるとされています。
腎の精、肝の陰血。
眼を滋養し働かせるエネルギーの産生システムに
眼精疲労や視力の低下・調節異常の原因を求めます。

眼疲労ではなく眼「精」疲労。
眼を休ませるだけでは改善しにくい状態になってしまった段階。
肉体の冷え・疲労だけでなく、精神的な冷え・ストレスの蓄積も原因していれば
(軽度の)眼心身症とも考えらえます。

東洋的な考え方に基づいた鍼灸治療では、眼だけではなく全身(心)へのアプローチにより精(陰血)を補うことをより根源的な眼精疲労の改善と考えます。眼精疲労を眼心身症と捉えてもこのアプローチは的を得ているように思えます。

ストレスフルなこんな時代、眼を通して心身は何かを訴えているのかも知れません。
眼精疲労の改善を指標にして、全身(心)の休まりを目指す治療があっても良いと思うのです。

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2018年11月28日

眼精疲労と視力低下

PC作業の連続や細かい近視的な視野での作業などから
一時的な目の疲労は誰でも経験があると思います。

連続すれば、肩こりや頭痛、眼窩痛などの不定愁訴が重なってくることも多いでしょう。

休ませればすぐ元に戻る、一過性の眼疲労と
休ませても改善しない、また目が疲れることをしてない時でも
眼の疲労や不定愁訴が起こる眼「精」疲労があります。

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精という文字。これは体のパワー(元気)を表します。

体の疲労や心の疲労で、精が使われ過ぎれば
精から作られる陰血(目を働かせる力)が足りなくなります。
それどころか精を補うために陰血が使われてしまいます。

精は腎、陰血は肝がコントロールしています。
肝は眼に通じると中国の医学古典にも記されております。
疲労やストレスが目に与える影響を昔の人はとっくに知っていたのではないでしょうか?

イライラ怒りや寝不足疲労・・・
そんな心身の変調が目や目の周辺に現れるという事も日常的に良く経験します。

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マッサージやエステ、体を休ませる施術を受けられた後に
「眼がパッチリした」「明るく感じる」などの経験をされた方も多いのではないでしょうか?

眼の疲労それだけでなく、心身の疲労から起こる陰血不足の眼精疲労、視力の低下。

全身(心)を対象にする東洋的な考え方の治療では
消耗した精・陰血を補う為のサポートをすることができます。

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眼とは光を受け止め映像化する器官です。
光とは極陽。メジャーリーグの投手並みの速球です。

極陽を受け止めるキャッチャーも草野球レベルでは務まりません。
「極陰」、つまり世界レベルのキャッチャーが必要です。
眼とは極陰の器官。かなり陰性が強い器官といえます。

人体で陰性が強いのは腎。そして肝。
この腎と肝がしっかり休まった状態が
「良く見える」「肩こりも頭痛もない」眼の状態と考えます。

眼そのものの調節機能の問題、近視、遠視、乱視。
老化現象など生理的な目の機能の衰え、老眼。
それでもその状態での「良く見える」「視力が上がった」はあるはずです。

当院で行う、東洋的な考え方に基づいた鍼灸・積聚(しゃくじゅ)治療では
まずは陰が虚している状態を調整し症状の改善を目指していきます。

眼を休ませてもなかなか改善しない、眼精疲労かな?と思われたら、
心身の冷えや疲労、ストレスに対しての
休養・栄養・ストレス発散などが必要であるように思います。

日常のケアで改善しにくい状態であれば、
全身(心)を対象にする東洋的な考え方の治療も選択肢の一つにされてみてはいかがでしょうか?

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